生活ルーティン
朝、決まった時間に家を出る。
僕が家を出る時間は、通勤ラッシュから少しずれた時間。中学生ならHRの開始を待ってるくらいだろうか。
毎朝、決まった時間に家を出て、決まった電車に乗る。
そんなルーティンの中、周りに目をやると、毎朝同じ様な場面に出くわすことが多い。
橋の下の工事現場のおっちゃんたちが仕事前にたむろしている姿、
奇抜な格好のおばさんが歩いている姿、
駅で歌を歌いながら布教するキリスト信者、
僕と全く同じ時間の電車車両に乗り目的地も全く一緒の会社員の方、
などをよく見かける。
今まで、毎日のように同じ時間に出て同じ電車に乗るということがなかったので、このような光景は新鮮である。(高校生の時は、朝練だったり寝坊してたりで、家を出る時間がマチマチだった)
5分ずれるだけで、それこそ周りの景色がまるで違う。
もちろん、工事現場のおっちゃんは工事が終わればたむろしてる姿は見れなくなるし、今だけの期間限定的なものもあるだろう。
今までルーズだった自分がこのようなルーティン化をできていることが、なんだか嬉しく、感動してしまった。
もちろん、上のような光景が100パーセント起きているわけではなく、
逆にいないと、今日はどうしたんだろうなと思う時もあるし、たまに自分がいつもと違う時間に家を出ると逆にそういう風に思われているのではないだろうかと思う時もある(自意識過剰)
逆に毎日見る人もいれば、たまに見かける人もいる。
もっと周りに目を向ければ、もしかしたらそういう人はもっといるのかもしれない。
別にそういう人たちと一切話をするわけではないが、なんだか心にリンクするものが僕にはある。
日常という風景がぼんやりとある中、このような発見があると、通勤時間もなんだか面白い。
そんなことを思った今日この頃。
おわり